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バットとボールの二度当たり 


少しややこしいのでしっかりとおぼえておきましょう。

@ フェア地域でバットがボールに当たった場合
たとえば、打った後に放り投げたバットがボールに当たったときなどのいわゆる「二度当たり」です。
故意の場合は当然ですが、偶然でもバットの方からボールに当たると次のような判定になります。

   ・打者は守備妨害によってアウト
   ・ボールデッド
   ・走者は進塁できない

このルールは、バッターがバットを持っている、いないに関わらず適用されます。

A 転がってきたボールがバットに当たった場合
フェアの打球が転がってきてフェア地域内にすでに転がっていたバットに当たったときは、次のような判定になります。

   ・ボールインプレイ
   ・ランナーは進塁できます

たとえば、打った後に投げたバットがフェア地域内に落ち、そこへ転がってきたボールが後から当たり、バッターが故意に打球を妨害してはないと審判員が判断したときに適用されます。
バッタースボックス内でバットに二度当たりした場合は、ファウルとなります。


〜球審の心構え〜

『 フェアゾーンに転がったバットは石ころと同じ 』

《by  素人審判》



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